説明資料

(ニュースリリース) 2021年8月13日 新中期経営計画「ASAHI Going Beyond 1000」に関するお知らせ

長期経営ビジョン

低侵襲治療(*)製品の普及を日本から世界へ積極的に発信し、全世界の患者様のQOL(Quality of Life)を高めると同時に、全世界での「ASAHIブランド」の確立を図ります。

(*)低侵襲治療/患者様の精神的・身体的ダメージを最小限に抑えるために、開胸・開腹手術をすることなく、太腿や手首から血管を通じて行う、傷口や痛みが少ない治療のことです。

新中期経営計画「ASAHI Going Beyond 1000」

当社グループは、現在、2022年6月期から2026年6月期までの5年間における新中期経営計画『 ASAHI Going Beyond 1000 』を掲げております。

 

【基本方針】

 ①グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大

 ②グローバルニッチ市場における新規事業の創出

 ③グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築

 ④持続的成長に向けた経営基盤の確立

2023年8月14日 UPDATE


(※)2012年6月期においては、タイ洪水の影響を受け、当社グループの主力工場である連結子会社ASAHI INTECC THAILAND CO.,LTD.が一時的に稼動を停止し、減産を余儀なくされたために、一時的な減収減益となっております。

グローバルマーケティング戦略

 当社グループは現在、世界110を超える国と地域へ製品を供給しております。当社グループの製品が使用される血管内疾患の症例数は、今後もグローバル規模にて拡大すると予測されています。こうした中、それぞれの地域において販売・マーケティングの機能をより一層充実させることにより、グローバル規模での収益基盤の強化を図る所存であります。

  • 日本
    ・ガイドワイヤーを中心として、循環器・非循環器
     共にNo.1マーケットシェアを維持向上
    ・プラズマガイドワイヤー(循環器)の販売開始
    ・消化器系の新製品を展開強化
    ・既存事業(循環器・非循環器)は償還価格下落の
     影響により、売上高は微減
  • 欧州・中近東
    ・直販地域におけるシェアアップ
     (フランス・ドイツ・イタリア)
    ーイタリアKardia社の連結化による売上増加
    ・段階的な直販化の推進(主に西欧地方)
    ・末梢血管系の新製品販売開始による売上拡大
    ・MDRによる規制強化に伴う薬事承認の遅延リスク
    ー体制強化などに伴うコストアップ
  • 米国
    ・PTCAガイドワイヤーのシェア向上
     (24/6期末 50%)
    ー病院内シェアアップ
    ーSIONシリーズ・MINAMOシリーズを強化
    ・CTO用ガイドワイヤーのNo.1ポジションを
     維持向上
    ・末梢血管系、脳血管系の新製品販売開始による
     売上拡大
    ー営業体制の更なる強化
    ・Rev.1社の活用によるODM・OEM事業の強化
  • 中国
    ・グローバルに実績ある製品の投入による売上拡大
     (循環器系、脳血管系)
    ー貫通カテーテル、ガイディングカテーテルの
     新製品投入と販促強化
    ・集中入札制度への適切な対応
    ー製品力・価格政策・代理店政策などの総合的な
     判断により施策を実施
    ー当面は代理店政策にて価格下落を吸収するも、
     将来的には下落リスクあり